真如堂の見どころやアクセス方法は?紅葉に包まれるうなずきの弥陀

真如堂

春は桜、秋は紅葉に包まれる、京都市左京区にある真如堂は、「うなずきの弥陀」と呼ばれる秘仏で有名な天台宗の寺院です。国宝や重要文化財を含む歴史的建造物が立ち並び、静寂に包まれた境内はまさに極楽浄土のような美しさ。京都観光の穴場として、近年注目を集めています!

真如堂とは?

永観2年、藤原道長が建立した真如堂は、「女人往生極楽寺」とも呼ばれ、女性救済の霊場として信仰を集めてきました。本尊の阿弥陀如来像は「うなずきの弥陀」と呼ばれ、願い事を叶えてくれると評判です。

正式名称鈴聲山 真正極楽寺(れいしょうざん しんしょうごくらくじ)
通称名称真如堂(しんにょうどう)
創建年西暦984年(永観2年)
アクセス市バス「錦林車庫前」下車、徒歩約8分

※ 最寄りの「真如堂前」バス停からのルートは急な上り坂のため、 「錦林車庫前」バス停のご利用が便利です。
駐車場駐⾞場は⾮常に狭いため、バス・タクシーをご利用ください。
拝観時間9:00 ~ 16:00
拝観料大人・高校生:500円
中学生:400円
小学生以下:無料
所在地〒606-8414 京都市左京区浄土寺真如町82
TEL075-771-0915
ホームページhttps://shin-nyo-do.jp/

真如堂の特徴

  1. 国宝・重要文化財の宝庫: 本堂、三重塔、阿弥陀如来像など、数々の国宝・重要文化財が境内を彩ります。
  2. 桜と紅葉の名所: 春は桜、秋は紅葉が美しく、四季折々の風景を楽しめます。
  3. 静寂に包まれた境内: 都会の喧騒を忘れさせてくれる、心静かに過ごせる空間です。
  4. 女性救済の霊場: 女性の願いを叶えてくれる「うなずきの弥陀」に会えます。
  5. 京都観光の穴場: 比較的人が少なく、ゆっくりと観光を楽しめます。

見どころ

国宝 本堂

平安時代の建築様式を残す、優美な姿の本堂。内部には「うなずきの弥陀」と呼ばれる秘仏が安置されています。年に一度だけ、11月15日のみ御開帳されます。

涅槃の庭

東山を借景とした枯山水庭園。白砂と苔のコントラストが美しく、静寂の中で心を落ち着かせることができます。奥には釈迦如来涅槃像が安置されています。

真如堂縁起絵巻

真如堂の歴史を描いた絵巻物。国宝に指定されており、普段は収蔵庫に保管されていますが、年に数回特別公開されています。

おすすめの訪問時期

秋の紅葉シーズンが特におすすめですが、真如堂の魅力は四季を通じて変わります。春の桜、夏の緑、冬の雪景色もそれぞれに美しく、訪れるたびに新たな発見があります。

まとめ

京都市左京区にある真如堂は、その古き良き日本の美を今に伝える貴重な場所。歴史を感じさせる建築、四季折々の自然の美しさ、そして静寂な雰囲気が魅力的なこの地を訪れることで、日常の喧騒から離れ、心の洗濯をすることができるでしょう。真如堂を訪れることは、ただの観光ではなく、自分自身と向き合う貴重な時間にもなり得ます。

次の京都訪問では、ぜひ真如堂をリストに加えてみてください!