六孫王神社の見どころガイド〜源経基と平安時代を肌で感じるパワースポット〜

禅くん

六孫王神社を訪れれば、清和源氏の祖先を祀り、良縁にご利益があるとされる神社の風情を味わえます。

京くん

平安時代の歴史を肌で感じながら、美しい桜や庭園を堪能できるスポットです！

六孫王神社とは？

六孫王神社は、清和天皇の孫である源経基を祀る神社です。清和源氏の初代として知られる経基は、死後は龍神となり子孫を見守ると言い伝えられています。境内には、経基が龍神となって住んでいたとされる池があり、神龍池として現在も残っています。

基本情報

特徴・見どころ

• 清和源氏発祥の地
• 縁結びにご利益があるとされる「恋のかけ橋」
• 境内を彩る桜と牡丹の花
• 源氏ゆかりのパワースポット

境内中央には、龍神となった経基が住んでいたとされる神龍池が広がっています。池には鯉が泳ぎ、絵馬のモチーフにもなっています。神龍池を跨ぐ太鼓橋は「恋のかけ橋」と呼ばれ、縁結びにご利益があると言われています。

また、境内には源経基を祀る本殿や、経基の子である源満仲が産湯を使ったとされる井戸の上に祀られた誕生水弁財天があります。誕生水弁財天は幼いお子様の守護神として崇められています。

そして、春になると境内にはソメイヨシノや山桜などの桜が咲き誇り、多くの花見客で賑わいます。経基が愛した牡丹の花も境内で見ることができます。

イベント情報

六孫王神社例祭「宝永祭」

徳川家が、江戸時代を通じてその縁故の社寺である当社の復興と修復に寄進した記録があります。特に五代将軍綱吉は、大通寺の僧・南谷上人の要請により建造物の建設に貢献しました。また、経済統制を目的として、源家からの譜代大名に寄進を命じ、境内には各大名によるさまざまな石燈篭が設置されました。現在の建物（京都市指定建造物）は宝永年間に完成し、「宝永祭」と呼ばれる例祭が盛大に行われました。

例祭は10月10日（体育の日）に多くの参拝者のもとで開催され、子供たちが神官の服装で金銀の御幣、鉾、盾を持ち、四方を表す鬼が先導し、その後に神人や地元の神友会による神輿の巡行が行われます。巡行は八条通りから大通寺を経て九条通りに至り、夕方5時頃まで続きます。

年中行事一覧

アクセス方法

• 京都市営地下鉄・烏丸線及び、近鉄・京都線「京都」駅下車、徒歩約13分
• 京都市バス「六孫王神社前」下車、徒歩3分

まとめ

六孫王神社は、清和源氏のルーツを追体験できる歴史ある神社です。縁結びや開運にご利益があるとされる境内を散策し、美しい桜を眺めながら、古き良き京都の雰囲気に浸ってみてはいかがでしょうか。

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