聖徳太子が生んだ神秘のお寺、六角堂の見どころガイド

六角堂

禅くん
聖徳太子ゆかりの古刹「六角堂」は、京都の街中に佇む美しく趣深い寺院です。
京くん
正式名称は紫雲山頂法寺ですが、本堂が六角形であることから「六角堂」の愛称で親しまれています。

六角堂とは?

六角堂は、用明天皇2年(587年)に聖徳太子によって創建されたと伝えられています。聖徳太子が四天王寺建立の材木を求めて京都盆地を訪れた際、持仏の如意輪観音像が動かなくなり、この地に留まって人々を救いたいと告げたことから、六角形の御堂を建てて安置したとされます。

基本情報

名称六角堂(ろっかくどう)
ご利益寿命延長、安産、魔除
営業時間6:00~17:00
入場料無料
駐車場なし
所在地〒604-8134 京都府京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248
TEL075-221-2686
公式サイトhttp://www.ikenobo.jp/rokkakudo

特徴・見どころ

  • 京都の中心とされる「へそ石」がある
  • 日本屈指のパワースポット「縁結びの柳」がある
  • 華道発祥の地であり、現在は「池坊」の家元が住職を務める

本堂とへそ石:本堂は、聖徳太子が建立したとされる六角形の建物です。内部には本尊の如意輪観音像が安置されており、病気平癒や延命などのご利益があるとされています。また、本堂前の丸い穴の開いた石「へそ石」は、京都の中心を表しているとされ、かつては平安京造営時の道を通すために移動したという伝説があります。

縁結びの柳:平安時代に嵯峨天皇が妃を探していたところ、夢枕で六角堂の柳に行けとのお告げを受け、そこで美しい女性に出会ったという逸話があります。それ以来、「六角堂の柳に願をかけると良縁に恵まれる」とされ、現在も「縁結びの柳」として親しまれています。

華道発祥の地:六角堂は華道発祥の地とされています。現在は、「池坊」の家元が住職を務めており、境内にいけばな資料館が設けられています。華道に興味がある方は、資料館で華道に関する資料を鑑賞できます。

六角堂
六角堂
六角堂

イベント情報

観音古縁日

六角堂では、毎月21日に「観音古縁日」が開催されます。

観音古縁日では、特別なお勤めが行われたり、縁結びのお守りが授与されたりします。

アクセス方法

  • 京都市営地下「鉄烏丸御池」駅より徒歩約5分
  • 阪急電車「烏丸」駅より徒歩約7分

まとめ

京都のへそ、縁結びパワースポット「六角堂」は、歴史と文化に触れ、癒しと安らぎを得られる場所です。京都観光の際には、ぜひ訪れてみてください。聖徳太子ゆかりの古刹で、京都の中心を感じながら、パワースポットのエネルギーを体感しましょう。

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