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高台寺とは?
高台寺は、1606年に創建された臨済宗建仁寺派の寺院です。豊臣秀吉の居城だった伏見城の一部を移築して建てられました。桃山時代の建築様式の代表例とされており、境内には多くの重要文化財が建ち並びます。
基本情報
名称 | 高台寺(こうだいじ) |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
入場料 | 大人 600円、中高生 250円 |
駐車場 | あり(有料) |
所在地 | 〒605-0825 京都府京都市東山区 高台寺下河原町526 |
TEL | 075-561-9966 |
公式サイト | https://www.kodaiji.com/ |
特徴・見どころ
- 豊臣秀吉と北政所ゆかりの寺院
- 桃山時代の漆工芸の粋「高台寺蒔絵」
- 京都屈指の紅葉・桜の名所
- 小堀遠州作庭の池泉回遊式庭園
霊屋(おたまや):秀吉と北政所を祀る霊屋は、高台寺で最も有名な建物です。桃山時代の漆工芸の最高峰とされる「高台寺蒔絵」が施されており、極彩色の装飾が豪華絢爛な雰囲気を醸し出しています。
開山堂:創建当初から残る貴重な建物で、緑豊かな景観と調和した美しい佇まいが特徴です。北政所が秀吉を偲びながら月を眺めたといわれる「観月台」も必見です。
方丈庭園「波心庭」:小堀遠州が作庭した枯山水庭園で、国の名勝にも指定されています。季節ごとにカラフルな砂でデザインが施され、見る角度によって表情が変化します。春には枝垂桜が咲き誇り、桜と白い砂の美しいコントラストを楽しめます。
高台寺蒔絵:漆工芸の技法の一つで、黒漆に金粉を蒔いて文様を浮かび上がらせるのが特徴です。霊屋の厨子や須弥壇に施された高台寺蒔絵は、桃山時代の芸術文化の粋を集めた傑作です。
開山堂の月見台:北政所が秀吉と月を眺めたといわれる「観月台」は、開山堂と茶室の傘亭を結ぶ屋根つき廊下にあります。高台から京都の街並みを一望できる絶景スポットです。
雲居庵:境内にある茶室で、お抹茶をいただきながら美しい庭園を眺めることができます。特に紅葉の時期は、色鮮やかな紅葉が臥龍池の水面に映し出され、息を呑むほどの美しさです。
アクセス方法
- 高台寺へは、JR京都駅から市バス206系統で東山安井バス停下車、徒歩7分でアクセスできます。
まとめ
高台寺は、桃山文化の粋を集めた美術品や絶景、四季折々の美しい景色など、見どころ満載の観光スポットです。特に夜間拝観時には幻想的な雰囲気に包まれ、昼間とは一味違った魅力を楽しむことができます。京都観光の際には、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。