禅くん
上品蓮台寺は、聖徳太子ゆかりの古刹で、
平安時代の仏師定朝の墓や国宝の絵因果経を所蔵するなど、
歴史的・文化的価値の高い寺院です。
平安時代の仏師定朝の墓や国宝の絵因果経を所蔵するなど、
歴史的・文化的価値の高い寺院です。
京くん
静寂な境内を散策し、いにしえの風情に浸りましょう。
Table of Contents
上品蓮台寺とは?
上品蓮台寺は真言宗智山派の寺院で、聖徳太子が創建したと伝えられています。その後、天徳4年(960年)に寛空が再興し、上品蓮台寺の寺号が付けられました。かつては12の子院を有し、十二坊と呼ばれていましたが、現在は3坊が残されています。
基本情報
名称 | 上品蓮台寺(じょうぼんれんだいじ) |
ご利益 | 延命長寿、開運招福 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | なし |
所在地 | 〒603-8303 京都府京都市北区紫野十二坊町33-1 |
TEL | 075-461-2239 |
特徴・見どころ
- 国宝の絵因果経所蔵
- 平安時代の仏師定朝の墓所
- 歴史の重みを感じる境内
- しだれ桜が咲き誇る春の風情
国宝 絵因果経:上品蓮台寺が所蔵する絵因果経は、平安時代後期の絵巻物で、国宝に指定されています。仏教の因果応報の教えを描いたもので、鮮やかな色彩と精緻な筆遣いが特徴です。現在は京都国立博物館に委託保存されています。
平安時代の仏師定朝の墓:境内には、平安時代の著名な仏師、定朝の墓があります。定朝は平安時代後期に活躍した仏師で、「法隆寺の夢殿」や「宇治平等院鳳凰堂」などの多くの仏像を手がけました。
しだれ桜が咲き誇る春の境内:上品蓮台寺には、国の天然記念物に指定されているしだれ桜が植えられています。春になると境内は淡いピンク色の花で覆われ、見事な景色となります。
アクセス方法
- JR京都駅から市バス205系統で約30分、「千本北大路」下車、徒歩3分
まとめ
上品蓮台寺は、静寂と歴史に包まれた由緒ある寺院です。国宝の絵因果経や定朝の墓所など、見どころ満載で、いにしえの風情を味わうことができます。京都観光の際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。