Table of Contents
縣神社とは?
県神社は、神代以来宇治の地主神として祀られてきた木花開耶姫命を祀る神社です。平安時代に藤原頼道が平等院を建立した際に総鎮守となり、現在も平等院の鬼門鎮守として信仰されています。
基本情報
名称 | 縣神社(あがたじんじゃ) |
ご利益 | ご利益:縁結び、安産、子授け |
営業時間 | 終日 |
入場料 | 無料 |
所在地 | 〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華72 |
TEL | 0774-21-3014 |
公式サイト | http://www.agatajinjya.com/ |
特徴・見どころ
- 日本神話ゆかりの縁結び、安産の神が祀られている。
- 毎年6月に行われる「あがた祭」が圧巻。
- 暗闇の中で繰り広げられる「梵天渡御」が幻想的。
祭神・木花開耶姫命:日本神話に登場する木花開耶姫命は、火の神である瓊瓊杵尊の妻であり、花や果実を司る神として知られています。県神社では縁結びや安産の神として篤く信仰されています。
縣井戸:境内に残る「縣井戸」は、和歌の歌枕にも詠まれた由緒ある井戸です。都人からの贈り物に袖を濡らして種を得た梨の木が井戸端で実を結んだという逸話が残っています。
あがた祭:6月5日に行われる「あがた祭」は、縣神社の最大行事です。辺りが暗闇に包まれる中、梵天と呼ばれる神輿を担いだ若者が境内を練り歩き、勇壮な「梵天渡御」を奉納します。暗闇が演出する幻想的な雰囲気は圧巻で、毎年大勢の参拝客が訪れます。
イベント情報
縣神社の重大イベント「あがた祭」
あがた祭は6月5日から6日未明にかけて行われる「暗夜の奇祭」で、あがた通り、本町通り、新町通りを結ぶ三角形の通りに露店が700店余り出店し、十数万人の見物客で賑わいます。祭りのクライマックスは、本殿での真っ暗な中で行われる神移しと梵天渡御であり、再び境内に帰って還幸祭を終えるのは夜中の1時ごろです。
イベント | あがた祭(あがたまつり) |
場所 | 縣神社 |
日時 | 毎年6月5日 |
公式サイト | 縣神社の年中行事 |
アクセス方法
- JR・奈良線「宇治」駅下車、徒歩約9分
- 京阪電車・宇治線「宇治」駅下車、徒歩約10分
まとめ
縣神社は、縁結びや安産を祈願するのにぴったりな神社です。毎年6月の「あがた祭」は一見の価値ありで、幻想的な雰囲気の中で繰り広げられる伝統行事を堪能することができます。宇治を訪れる際は、ぜひ足を運んでみてください。