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毘沙門堂とは?
毘沙門堂の歴史は古く、703年に文武天皇の勅願で創建されました。天台宗の宗祖・伝教大師がご自作の本尊を祀り、現在は「天台宗五箇室門跡」の一つとして皇族方が住持を務めています。
基本情報
名称 | 毘沙門堂(びしゃもんどう) |
ご利益 | 家内安全、厄除開運、商売繁盛、社運隆昌、身体健康、学業成就、心願成就 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
入場料 | 一般 500円・高校生 400円・小中学生 300円・幼児 無料 |
駐車場 | あり(無料、10台) |
所在地 | 〒607-8003 京都府京都市山科区安朱稲荷山町18 |
TEL | 075-581-0328 |
公式サイト | http://www.bishamon.or.jp/ |
特徴・見どころ
- 七福神の一尊「毘沙門天」を祀る由緒ある寺院
- 御所から移築された趣深い建築物
- 四季折々の美しい自然の景観
- 心字池を配した回遊式庭園「晩翠園」
秘仏・毘沙門天と縁起物の「むかで牘」: 毘沙門天は仏法を守護する神として知られ、毘沙門堂のご本尊です。伝教大師最澄が刻んだと伝えられる秘仏で、普段は本殿中央の厨子内に安置されています。毘沙門天は虎と百足を従えて描かれることが多く、毘沙門堂でも虎と百足が隣り合わせで祀られています。百足のご利益にあやかる「むかで牘」が授与されており、多くの方が参拝時に求められます。
歴史ある伽藍と豪華絢爛な障壁画:毘沙門堂の本堂、唐門、仁王門は寛文6年(1666)に建立されました。本堂内には狩野益信筆の山水画が描かれた116面の障壁画が飾られています。また、宸殿は後西天皇の旧殿を賜ったもので、見事な障壁画と庭園が目を引きます。
春の枝垂れ桜と秋の紅葉の絶景:毘沙門堂は桜の名所としても有名です。宸殿前の「般若桜」をはじめ、40本もの桜が境内を彩ります。4月のはじめの日曜日には「山科毘沙門堂観桜会」が行われ、筝の演奏を聴きながらお茶席を楽しむことができます。秋には、参道や境内が紅葉で覆われます。特に、参道から仁王門に続く石段の紅葉や、晩翠園の池や板張りの床への紅葉の映り込みは圧巻です。
アクセス方法
- R琵琶湖線「山科」下車、徒歩約15分
- 地下鉄東西線「山科」下車、徒歩約15分
- 京阪電車京津線「京阪山科」下車、徒歩約15分
車の場合、名神高速京都東ICより10分です。10台ほどの駐車場が利用できます
まとめ
毘沙門堂は、歴史、建築物、自然の美しさが見事に調和した必見のスポットです。四季折々の魅力を楽しみながら、ご利益にもあやかりましょう。京都観光の際には、ぜひ足を運んでみてください。