しだれ桜ってどんな桜?京都でしだれ桜が見れるおすすめスポットも!

枝垂れ桜の画像

一般的にしだれ桜(シダレザクラ)は、枝がやわらかく枝垂れるサクラの総称です。シダレザクラという桜の品種も存在しますが、総称として広義で使用されることが多いようです。

名称シダレザクラ枝垂れ桜
学名Cerasus itosakura ‘Pendula’ Maxim
分類バラ科 サクラ属
見ごろ3月下旬 ~ 4月上旬

枝垂れる理由

枝が枝垂れるのはしだれ桜以外にイチョウケヤキなどでも見られます。では、それらの植物はどのようなメカニズムで枝垂れているのでしょうか?

その原因は突然変異により植物ホルモンのジベレリンが不足しており、枝が伸びるにつれて先端まで十分な強度を形成できず、重力に耐えられなくなっているためだと考えられています。

ちなみに、枝垂れる性質は遺伝的に潜性のため、しだれ桜の子であっても場合によっては枝垂れない個体が生まれる可能性があります

しだれ桜の種類

しだれ桜と呼ばれる桜には、以下のようなものがあります。

  • シダレザクラ(枝垂れ桜)
  • ベニシダレ(紅枝垂)
  • ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)
  • ウジョウシダレ(雨情枝垂)
  • キリフリザクラ
  • シダレヤマザクラ(枝垂山桜)
円山公園の「祇園しだれ桜」
円山公園「祇園しだれ桜」

京都のしだれ桜スポット

春の京都でしだれ桜を見ることのできるスポットをご紹介します!

三千院

京都・大原の三千院では3月下旬から4月にかけて、およそ100本の複数種の桜を鑑賞することができます。山門前や奥の院では大きく美しいしだれ桜を鑑賞することができます!

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